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| 公園緑地の利用と調査 : 企画責任者:青木陽二(国立環境研究所) |
| 主旨: 自然をそのまま保護するには誰もそこに行かないほうが良いことは明らかである。しかし自然と触れ合うことにより、人々に多くの喜びを与えられることがある。また、より多くの人が公園を訪れる方が公園の価値は高いとも考えられている。そのような場合、多くの人々が自然と触れ合うことは避けられない事態である。これは自然を理解し、これを守る上でも大切な行動である。しかしながら静けさを求めて行った人々が、目的地に着くと人々で混雑し、失望してしまうことも良く起こる。また人が多すぎて、小動物や昆虫など、自然を観察する機会が失われることも起こり得る。また入るべきでない生物が持ち込まれたり、踏圧で植生が破壊されたりすることも多くなる。 |
| パネラー: ・公園利用調査の必要性:青木宏一郎((株)森林都市研究室) ・尾瀬ヶ原における収容力に関する総合調査から−課題と調査研究の構成−:麻生恵(東京農業大学地域環境科学部) ・自然公園の社会的収容力−登山者の混雑感−:愛甲哲也(北海道大学大学院農学研究科) ・尾瀬ヶ原での混雑感と利用密度:田村裕希(田村環境計画) 1頁 2頁 3頁 4頁 ・自然公園における「混雑感」の質的側面:宮地信良((有)自然計画) ・国営公園における利用状況の把握について:松江正彦(国土交通省 国土技術政策総合研究所) ・公園緑地の利用と調査:住吉泰男((財)東京都公園協会) ・「SARS]による北京市の公園利用に対する影響:章俊華(千葉大学園芸学部) ・自然公園における利用実態把握の必要性とその手法上の課題:小林昭裕(専修大学北海道短期大学) |
| 感想: 多方面のパネラーの方々の発表から、混雑が「悪」とされる自然公園と、混雑すればするほど「良(成功)」とされる都市公園のそれぞれの取り組み・課題が浮き彫りとなりました(目指すべき方向が180度違うので双方の議論展開までは至らなかったのですが・・・)。 また、大学等で行われている研究成果が現場で活かしきれていない点が強く指摘され、これからは目的を明確にした上での調査実施・分析が望まれている、ということを痛感いたしました。 |